大腸ポリープ切除

経験豊富な
日本消化器病学会専門医、内視鏡学会専門医による
日帰りポリープ切除を行っております。

大腸ポリープとは?

横浜市で大腸ポリープ切除ならTM内科・内視鏡クリニック

大腸ポリープは、大腸の粘膜上に形成されるいぼ状の隆起物です。これらは腫瘍性と非腫瘍性に分かれ、非腫瘍性ポリープには過誤腫性ポリープや炎症性ポリープ、過形成ポリープなどが含まれます。腫瘍性ポリープには、細胞が異常に増殖する腺腫や鋸歯状病変(SSA/P)があります。

大腸ポリープの約60%は直腸からS状結腸に発生します。腺腫やSSA/Pは一般的に良性ですが、放置すると一定の確率でがんに進展することが知られています。そのため、大腸カメラ検査で発見された場合は、その場で切除することが推奨されます。

大腸ポリープのがん化リスク

腺腫は大きさによってがん化のリスクが異なります。9mm以下の場合、がん化する確率は15%以下ですが、20mmを超えると65%以上に増加します。病理検査によると、5mm未満のポリープでも0.4%の確率でがん細胞が含まれており、20mmを超えると25%以上の確率でがん化が見られます。そのため、当クリニックではすべての腺腫およびSSA/Pを積極的に切除しています。

大腸ポリープと生活習慣

大腸ポリープや大腸がんの発生リスクは、食生活や嗜好品、生活習慣と関連があります。高脂肪・低食物繊維の食事や過度の飲酒、喫煙はリスクを高めます。一方、野菜や果物、食物繊維は抑制効果が期待されていますが、予防効果は明確に証明されていません。

大腸ポリープの家族歴

親族に大腸がんを患った人がいる場合、遺伝的な要因が考えられます。特に家族性大腸腺腫症やリンチ症候群などが関与していることがあります。これらのリスクを持つ方は、40歳未満でも定期的に大腸カメラ検査を受けることが推奨されます。

生活習慣による予防

大腸ポリープや大腸がんのリスクを下げるためには、バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙、適量の飲酒などの健康的な生活習慣が重要です。50歳以上や家族歴のある方は、定期的な大腸カメラ検査を受けることが推奨されます。

大腸ポリープ切除の日帰り手術

当院では、大腸カメラ検査中に発見されたポリープをその場で切除する日帰り手術を行っています。ポリープの大きさや形状に応じて、以下の方法を選択します。

  • ポリペクトミー

    スネアという器具を使用し、高周波電流でポリープを切除します。

  • コールドポリペクトミー

    電流を使用せずにスネアでポリープを物理的に切除します。

  • 内視鏡的粘膜切除術(EMR)

    ポリープの下に生理食塩水を注入して浮かせ、高周波で切除します。

手術後の注意事項

ポリープ切除後は、後出血(数日してからの出血)の危険がありますので、1週間程度慎重な行動が求められます。以下の点に注意してください。

  • 入浴は避け、シャワーで軽く汗を流す程度にする
  • 激しい運動やお腹に負担のかかる姿勢・作業を控える
  • 長時間の運転や遠方への出張・旅行を避ける

食事について

切除後1週間は消化の良い食事を心がけ、脂質の多い食品や辛い食べ物、食物繊維の多い食品は避けましょう。飲酒も医師の許可が出るまで控えてください。

詳しくは医師またはスタッフにご相談ください。

 

検査費用

1割負担 3割負担
内視鏡(観察のみ) 約1,600円 約6,000円
内視鏡+病理組織検査 約9,000円 約30,000円
  • 当院では、下部内視鏡検査を保険診療で行っております。
  • ※初診料、診察料などは含まれておりません。

下部内視鏡検査(大腸カメラ)検査の受診方法

検査は予約制となります。
下部内視鏡検査(大腸カメラ)は、まず一度診察を受けていただいた上で、検査日を予約します。

電話番号045-710-1130 WEB予約WEB予約

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15:30~17:30

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