健診やドックで高血圧や脂質異常が疑われる方が受診されます。

家庭血圧測定をしていただいたり、採血の再検査を行ったりして、「高血圧症ですね」または「コレステロールが高いですね」したがって、「薬を飲む必要があります。今回から処方しますね。」とお話しすると「いや、薬には頼りたくないので・・・」という方がいらっしゃいます。

良い心掛けです。なんでもかんでも薬で間に合わせるのではなく、生活習慣を改善させていろいろな数値を改善させる、まさに生活習慣病の治療法です。

でも、塩分制限をしたり、食事療法を行って体重を10㎏落としたり、禁酒禁煙をしたりできる方はそう多くはありません。

言葉では薬に頼りたくないというものの、努力で改善できる人は少数です。いや、努力すらしない人が多数です。

そうして、次の年の健診でまた同じようなやり取りが行われるのです。薬に頼りたくない、ではなくて薬を飲みたくないということなのでしょう。

飲む飲まないは個人の自由なので、不利点を理解してあくまで薬を飲まないのは勝手です。ですが、健康的に今後の人生を送りたい人は、自分の努力も必要ですが、お薬の手助けも必要です。薬に頼るのではなく、薬を利用してください。

TM 内科・内視鏡クリニック