ワクチン
10月になると毎年のインフルエンザワクチンと今年は新型コロナのワクチン接種が始まります。ここ1~2週間の動向としては、インフルエンザのA型が出始めています。咽頭痛や咳などの上気道炎症状に38℃以上の発熱と関節痛・・・。例年通りワクチン接種はやりましょう。それでは新型コロナのワクチンはどうしましょうか。
ここ1~2週間の新型コロナの患者さんの症状は、微熱(38℃までいかない)、倦怠感、咳などの上気道炎症状が主で、以前のような咽頭痛はないことも多いです。ですが、普通の風邪と同じ症状ですか?と聞かれたら、いいえ違いますと断言します。倦怠感や身体の痛みなどが出ますし、何よりも風邪よりも長引くことが多いです。後遺症とまでは言えなくても2週間くらい咳や痰が出続け、身体の気怠さも持続するようです。若者はそれほどでもなさそうですが、高齢者にとっては結構しんどそうです。ワクチンは65歳以上の方に補助が出るようで、横浜市は3000円で接種できます。(ちなみに完全自費の場合は、15000円くらいかかります。)高齢者でこれまでのワクチン接種で大きな副反応がない人、肺や心臓に持病がある方は接種することをお勧めします。今回のワクチンは個々のクリニックで自由に採用できるようです。
当院ではファイザー社製のコミナティと国産の第一三共社製のダイチロナを採用する予定です。
ワクチン接種は予約制ではありませんが、診察予約の際に○○ワクチンも接種したいと申し出ていただけるとスムーズです。