内視鏡検査時の鎮静の効果について ~2024~
2024年度の内視鏡検査におけるアンケートの結果です。昨年と同様に検査の評価を
1. 苦痛
2. やや苦痛
3. 楽にできた
4. 全く気が付かなかった
の4段階に分けて評価してもらいました。
2024年1月から12月いっぱいまでの間で、
1. 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ) 874例(鎮静なし48例は除く)
苦痛 1例 (0.11%)
やや苦痛 24例 (2.7%)
楽にできた 306例 (35.0%)
全く気が付かなかった 543例 (62.1%)
2.下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ) 630例
苦痛 0例 (0.0%)
やや苦痛 39例 (6.2%)
楽にできた 353例 (56.0%)
全く気が付かなかった 238例 (37.8%)
ありがたいことに検査の件数が増えています。苦痛な検査は減っていますが、やや苦痛の割合が若干増加しました。
今後はやや苦痛を減らしていけるように努力します。もちろん、薬の量を増やすのではありません。いずれの内視鏡検査もやさしい挿入法と可能な限りの検査時間の短縮がポイントでしょうか・・・。